宮崎港津波避難施設整備工事(一ッ葉地区)3Dデータ

宮崎港津波避難施設整備工事(一ッ葉地区)の3Dデータの作成が終了しました。

9月6日のブログにもupしたレーザースキャナー等の地形データを使い、3Dデータの作成を行います。

平面図や点群データ、座標などを細かく確認しながら作成していきます。

平面線形を作る際は、元となる平面図の縮尺の確認や、データ数値の打ち間違えがないかを一つ一つの工程の中で確認していかなければいけません。

SITECH3D,DITECH 3DStudio,SITE Scope,Business Senter等を使い作成を行います。

この3Dデータは見てわかる通り色が違います。

地形の高さごとで色分けをしているため非常に分かりやすくできています。

3D図形下の平面図と照らし合わせることができるため、実際に現場を想像しながらの確認や、平面図と座標の照らし合わせて確認ができたりと便利です。

この3Dと平面図のデータは現場の航空写真に取り込んで実際の現場と見比べることができたり、重機にデータを取り込みオペレータがどう作業すればよいのか重機内のモニターから確認することができたりVisionLinkで遠隔データ転送もできます。

このように3Dデータと元となる平面図を正確に確認しておくことによっていろいろな使い道があり、作業に役立てることができます。

次回は、VisionLinkでの作業等を書いてみたいと思います。

 

安全祈願祭

今月の13日に次に始まる宮崎10号 南横市地区舗装外工事の安全祈願祭に参加しきました。

都城市にある神柱宮という神社で行いました。自分自身初めての安全祈願祭だったので少しの緊張がありました。

ですが、神柱宮につくと初めて見る風景と建物で緊張は不思議と無くなりました。

☝が神柱宮の写真になります。

外装も内装もとても綺麗でした。

敷地内の端のほうに行くと

魚雷が展示されていました。

魚雷も見るのは初めてで、まさか神社で見ることになるとは思いませんでした。

神社と敷地内を見ているうちに予定の時間になり、祈願を執り行う神社隣の建物に入っていきました。

待合室で少し待った後に神主さんが来られて実際に祈願をする部屋へと案内していただきました。

外の神社等の様子とは打って変わりその部屋は一層神聖な感じが強かったです。

祈願が始まり神主さんが執り行う中、席について全体の様子だったりを少し見ていたのですが人生の中であまり経験したことのない空気感とこの祈願祭は自分にとって良い経験になったな、と全体を通して思いました。

最後には参加した皆さんで二礼二拍手一礼をし、一人ひとりで甘酒を飲み、終了しました。

初めての祈願祭、そして人生で多くはないであろう神社での祈願というのを経験できてとても良い経験として吸収できたと思います。

こうして終わった祈願祭ですが、実際これから現場での作業が始まります。今日の祈願祭の事をしっかりと活かして現場の始まりから終わりまで一つの事故もないようにみんなで声を掛け合いながら素早い仕事に取り組める良い心の切り替えになったと思います。

 

レーザースキャナー

レーザースキャナー(即位センサ)を使っている場面での作成撮影をしてきました!

 

これがレーザースキャナーです。

レーザースキャナーとは場所の地形をデータにして表示するものです。

まずは360に回転しながら6枚の写真を撮っていきます。

その後レーザースキャナー本体の中心部にあるカメラが上方向へと高速回転しながら本体がゆっくりと一周していきます。

これで一工程が終わりです。

この作業を現場の周りをたどる形でやっていきます。

そしてこの2種類がスフィアで左が6か所側標点に置かれ、右の合成用スフィアを10か所設置しました。

レーザースキャナーが作動しているときはカメラに大きな障害物等があると正確なデータが取れないので自分たちはカメラの死角に隠れて作業をしていました。

ちなみにレーザースキャナーのデータ取得の際のカメラの範囲は横360度、上下に270度作動します。

そして

 

 

これが実際にレーザースキャナーを使っているときの様子です。

どのように動いていくのかが分かると思います。

この作業を現場の31か所で行いました。

真っすぐな場所が多ければ数は少なく済むのですが、この現場は曲面が多く、長かったので相当な数の作業になりました。

これからもその時その時に応じた最適な機械を使って安全で素早い施工に取り組んでいきます。

 

 

ブルドーザー 衛星による自動制御

CAT D6N LGPという機械を使って作業現場の整地をしました。
ブルドーザーによる作業ですが衛星による情報をブルドーザー内の画面に映し出しあらかじめ決められた整地高に自動で機械が動き狂いの無い作業ができます。

この自動制御によるブルドーザーの使用によって狂いが少なく、無駄な時間も削らずにスムーズにかつ素早く現場での作業を進める事ができます。
宮崎港津波避難施設整備工事(一ッ葉地区) (二工区)
Trimble Grade Control Systemの自動制御を使ったD6N LGPでの機械施工の様子です↓

この映像からもわかる通り素早くそして丁寧に整地されている事がわかると思います。
これからもD6N LGPを使用した素早く的確な作業に努めて参ります。